セルビエットのある暮らし


いよいよサマーシーズン到来ですね。

皆さま、休日はどんな風に過ごされていますか?


お休みの日、日中の強い日差しを避けて、

涼しくなってからゆっくりテーブルを囲む時間を、私はとても楽しみにしています。


フランス料理店に訪れた時、

必ずテーブルの上にある、綺麗にしつらえたナプキン。

手に取り、二つに折って膝の上にのせたら、

これからどんな食前酒やお料理が出てくるのだろうとワクワクしながら待つ時間…


でもふと、思ったのです。

フランス人は何故、当たり前のように、このナプキンというものを使うようになったのだろう…と。


そんな素朴な疑問を紐解くべく…


今回は、テーブルナプキンの歴史について探っていこうと思います!


フランスでは、人をお招きした時だけではなく、家庭で普段でもテーブルを囲む際にも使用されているというナプキン。

フランスでテーブルナプキンのことをServiette”セルヴィエットと言います。なかなか聞き慣れない言葉ですが、これは「給仕する」=Serverからきています。


かつて中世の時代には、優雅な食卓とは程遠く、カトラリーはナイフくらいで、殆ど手づかみで食事をしていたそうです。ナプキンというものは存在しておらず、テーブルには大きなテーブルクロスがかけられ、人々はその端を使い、服の汚れや手や口を拭いていたのだそう。


その後のルネサンス期にあたる、16世紀。

いよいよナプキンが登場します。

当時は1メートル位あるものもあるほど、とても大きなサイズのナプキンが使用されていて、形も長方形のものもあったのだそう。

大きなナプキンが必要になったのには、その当時、特に上流階級の間で流行っていたコルレットというレースなどがついた大きな飾り襟(肖像画などで見る、なんだか少し苦しそうな、首に巻かれた襟のことです、、)が食事の際に汚れないように、テーブルナプキンで保護し覆うためだったとか。

折角のファッションが隠れてしまうため、そのナプキンを止める小物にも気を配ります。

飾り襟の流行りが衰退するまでその作法は続いたのだそうです。

裕福さも誇示できる拘りの飾り襟。

食事の時くらい、取り外すことも出来ただろうに、そこは外せない。

ファッションへの追求は今も昔もお洒落なフランス人ならでは!なのかもしれません。


18世紀に入ると、食卓はより豪華に。器やカトラリーなど、テーブルウェアは凝ったものとなり、ナプキンもテーブルセッティングする上で、とても重要な位置を占めるようになります。刺繍を施した豪華なものや、奇をてらった折り方をして楽しんでいたそうです。


19世紀にはナプキンは以前のものよりどんどんサイズが小さくなり、ナプキンリングも生まれました。


それ以降は、花嫁道具としてナプキンに姓名の頭文字を刺繍したものを持ってお嫁に行く風習ができました。


ナプキンの歴史…少し調べてみても

その背景や作法など、フランス人の日々の暮らしの中でナプキンは実に必要不可欠なテーブルアイテムで、とても身近な存在であるということが分かり、興味深いですよね。


さてさて、、

メゾンドゥファミーユにはそんなテーブルナプキンが種類豊富に揃っております。

上質な麻を使い、それぞれに特徴があり、楽しめるものばかりなのです。

今回はその中から

ブレンディシリーズをご紹介。

こちらはベルギー製の上質な麻のナプキン。

薄手で控えめな印象ですがとてもリッチな仕上がりで、さりげなく高級感を引き出してくれる優等生です。

そのままシンプルに平置きにしても素敵ですし、



また、ドレープを効かせて柔らかな曲線を立体的に魅せるのも得意なテーブルナプキンです。


普段使いなら気兼ねなくさらりと、

お招きする時は、少し変化をつけておもてなしのしつらえにしてみます。


フランスの食卓では、今も欠かすことの出来ないテーブルナプキン…

フランスの歴史や文化、風情に想いを馳せながら、

普段の暮らしの中にも、上手に取り入れてみませんか?



メゾンドゥファミーユ新宿髙島屋店

笠井

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メゾンドゥファミーユ

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