MAISON DE FAMILLE

MAISON DE FAMILLEのブログを開設しました!!!

MAISON DE FAMILLEが日本に上陸して早いもので20年が経とうとしています。

時代に流されず、唯一無二の存在でありたいといつも思っています。

お店のスタッフを中心に商品やコーディネート、MAISON DE FAMILLEのこだわりまで、たくさんの情報をお伝えしたいと思います♪

記事一覧(19)

Coutellerie

いよいよ本格的な夏到来ですね。夏が苦手な私にとっては、魂が抜けてしまう季節。昼間の太陽にすべてを吸い取られてしまうため夏の夜は、お食事だけでも・・と素敵なディナーをいただくようにしています。 そんな時に苦手なのがカトラリー(ナイフ・フォーク等)の順番・・・少つしカジュアルな場所を選んで気にせずに楽しむのもありですが、せっかくだからとフォーマルな場所にすると結果「外側から外側から・・」の呪文を繰りかえし、ああやっぱりお箸の国の一員なのね・・と実感してしまいます。 メゾンドゥファミーユのテーブルコーディネートでも大切な存在のカトラリー・今回は、次回の新作カトラリーとともに少しだけまつわるストーリーをご紹介します。 まずナイフ・スプーン・フォークが、セットとして一緒に使われるようになったのは19世紀頃。それ以前は、手づかみでの食事方法だったと前回のブログでお伝えしていますが、これは道具がなかったわけではなく、【神聖なる食事には自分の手指だけを使うことができる】といった宗教的な思想から生まれた食事方法だったようです。 今でこそ洋食にかかせないこのカトラリーセットですが、ナイフ→スプーン→フォークの順番でばらばらに食卓に登場しました。後に美食と、豪華な装飾文化とともに、カトラリーの種類もたくさん増えていきます。 最近になるとカトラリーのセッティングも様々で、外側から内側へ並べるバンケットセッティング・必要に応じて用意するサプライズセッティングなど、その時々のシーンに合わせて使い分けられています。

セルビエットのある暮らし

いよいよサマーシーズン到来ですね。皆さま、休日はどんな風に過ごされていますか?お休みの日、日中の強い日差しを避けて、涼しくなってからゆっくりテーブルを囲む時間を、私はとても楽しみにしています。フランス料理店に訪れた時、必ずテーブルの上にある、綺麗にしつらえたナプキン。手に取り、二つに折って膝の上にのせたら、これからどんな食前酒やお料理が出てくるのだろうとワクワクしながら待つ時間…でもふと、思ったのです。フランス人は何故、当たり前のように、このナプキンというものを使うようになったのだろう…と。そんな素朴な疑問を紐解くべく…今回は、テーブルナプキンの歴史について探っていこうと思います!フランスでは、人をお招きした時だけではなく、家庭で普段でもテーブルを囲む際にも使用されているというナプキン。フランスでテーブルナプキンのことをServiette”セルヴィエットと言います。なかなか聞き慣れない言葉ですが、これは「給仕する」=Serverからきています。かつて中世の時代には、優雅な食卓とは程遠く、カトラリーはナイフくらいで、殆ど手づかみで食事をしていたそうです。ナプキンというものは存在しておらず、テーブルには大きなテーブルクロスがかけられ、人々はその端を使い、服の汚れや手や口を拭いていたのだそう。その後のルネサンス期にあたる、16世紀。いよいよナプキンが登場します。当時は1メートル位あるものもあるほど、とても大きなサイズのナプキンが使用されていて、形も長方形のものもあったのだそう。大きなナプキンが必要になったのには、その当時、特に上流階級の間で流行っていたコルレットというレースなどがついた大きな飾り襟(肖像画などで見る、なんだか少し苦しそうな、首に巻かれた襟のことです、、)が食事の際に汚れないように、テーブルナプキンで保護し覆うためだったとか。折角のファッションが隠れてしまうため、そのナプキンを止める小物にも気を配ります。飾り襟の流行りが衰退するまでその作法は続いたのだそうです。裕福さも誇示できる拘りの飾り襟。食事の時くらい、取り外すことも出来ただろうに、そこは外せない。ファッションへの追求は今も昔もお洒落なフランス人ならでは!なのかもしれません。18世紀に入ると、食卓はより豪華に。器やカトラリーなど、テーブルウェアは凝ったものとなり、ナプキンもテーブルセッティングする上で、とても重要な位置を占めるようになります。刺繍を施した豪華なものや、奇をてらった折り方をして楽しんでいたそうです。19世紀にはナプキンは以前のものよりどんどんサイズが小さくなり、ナプキンリングも生まれました。それ以降は、花嫁道具としてナプキンに姓名の頭文字を刺繍したものを持ってお嫁に行く風習ができました。ナプキンの歴史…少し調べてみてもその背景や作法など、フランス人の日々の暮らしの中でナプキンは実に必要不可欠なテーブルアイテムで、とても身近な存在であるということが分かり、興味深いですよね。さてさて、、メゾンドゥファミーユにはそんなテーブルナプキンが種類豊富に揃っております。上質な麻を使い、それぞれに特徴があり、楽しめるものばかりなのです。今回はその中からブレンディシリーズをご紹介。